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Drヘリ搭載機器の点検について
日時: 2011/12/28 13:28:33
名前: 松田@秋田 

来年1月から当院(秋田赤十字病院)を基地として秋田県のDrヘリの運航がスタートします。そこでDrヘリ搭載機器の点検依頼がMEに来ました。主な搭載機器はモニター付き除細動器(MRx)、人工呼吸器(HT70)、シリンジポンプ(TE-332S)、電動吸引機です。
毎日始業前点検と月1回の定期点検、それとトラブル時の対応を行う予定です。(ヘリ運航は8:30〜17:00もしくは日没までとなっています)

そこで既にDrヘリ関連業務に従事されている方がいれば、どのような点検をどのタイミング(フライト前、後、夜間…)で行っているか教えてください。
また、Drへりに関わっていない方もどのような運用方法がよいかご教示していただければ幸いです。

※個人的に他でどうやってんのかな〜という興味で書き込みしました
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Re: Drヘリ搭載機器の点検について ( No.1 )
日時: 2011/12/31 11:06:30
名前: 熊本のGARO 

秋田の松田様

お疲れ様です。
本院も来年1月からDrヘリの運航がスタートします。

Drヘリ搭載機器の点検依頼もMEにありました。
我々も現在検討中ですが、特殊救護車両やDrカー内ME機器については以前から点検をやっています。(以下参)

Drカー内ME機器:定期点検に準ずる点検を1回/2週間、不具合があればその都度点検。(備品類は看護師、その他救急業務課による点検)

特殊救護車内ME機器:出動時(稀です)の始業点検および定期点検1回/3ヵ月、不具合時はその都度点検(備品類は看護師)

以上の点検に準ずる方法でDrヘリ内ME機器も行う予定ですが、これから救急医及び看護師サイド、事務とも検討予定です。決まったらまた連絡します。
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Re: Drヘリ搭載機器の点検について ( No.2 )
日時: 2012/01/04 10:58:47
名前: 松田@秋田 

熊本のGARO様

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

大変参考になりました。さすが熊本といった感じです。Drカーや特殊救護車(石巻で見ました)は当院には縁がないものですが、救急車はあるので考えないといけないと思いました。(と言ってもたいした機器は積んでませんが)

こういったことも日赤技士会で共通のマニュアルがあれば便利ですね。

当院では早速今日の朝イチから点検を開始しております。今朝は-3℃まで冷え込み、ヘリのドックは一応空調完備ですが担当技士は寒かったそうです。各機器のバッテリーの使用(保存)環境が-10〜-20℃なのでスペック的には問題ないのですが、バッテリーに負担が掛かりそうです。旭川では毎日ヘリから機器を外していると聞いたこともあります。

実際に臨床工学技士が搭乗する機会は稀かもしれませんが、機器管理をしっかり行なって安全運行につながればと思います。
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Re: Drヘリ搭載機器の点検について ( No.3 )
日時: 2012/01/06 12:55:15
名前: 姫路の三井 

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

いや〜秋田と熊本にもDrヘリの導入ですか?すごいですね!?
当院は3次救急もやっていないので、導入することはなさそうですが、やるとするなら、1〜2週間に簡単な外観・動作点検では、ないでしょうか?移動用のモニタが必要ではないでしょうか?X2なんかが最適かと思われますが・・・

あと、輸液ポンプを装備していないのは正解だと思います。アラームは聞こえないし、移動は面倒ですからね〜

ちなみに当院の新生児Drカーは、異常がある時にしか見に行きません。
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Re: Drヘリ搭載機器の点検について ( No.4 )
日時: 2012/01/07 15:14:33
名前: 旭川の陶山 

お疲れ様です。
道北ドクターヘリにて搭載機器管理をしております。

道北ドクターヘリの運航圏は東西約200km、南北約300kmの広大な地域と離島4島を有しています。
冬期間は豪雪・寒冷と特殊な環境でのドクターヘリ運航をしています。

主な搭載機器は、除細動器(MRx)、人工呼吸器(Oxylog3000)、モニター(X2)、シリンジポンプ(TE161SA)、エコー、ポータブルサクション、低圧持続吸引器です。
他にも、エアウエイスコープやパルスオキシメーター、血糖測定器などを管理しています。

当院にはドクターヘリの格納庫がなく冬期間(12〜3月)においては約8km離れた旭川医科大学の格納庫に移動するため
フライト前の始業点検(外観・動作点検)はフライトナースに依頼しています。
年に2回の定期点検と月1回の動作点検、トラブル対処を行っているのが現状です。

格納庫は暖房を完備していますが、それでも寒いです。
簡易血糖測定器、耳式体温計が低温下では作動しなかった経験があり取説の使用環境温度を参考に低温に弱い機械は運航終了後、室内に移動させています。
待機中はファンヒーターにて機内を暖めています。

傷病者の体温を保持する工夫としては、保温器を使用し補液を温めています。
温かい補液を維持するために輸液バックには電熱パネルをいれて補液温度を維持しています。
その他、ストレッチャーには電気式保温マットを使用し、ジェルタイプの湯たんぽ、充電式の膝掛け、
バッテリーで作動可能な携帯型補液保温器を使用し体温保持につとめています。

運航圏が広いため低圧持続吸引器を使用して患者搬送をすることがありますが、気圧変化のため吸引圧が変化するので使用するときには注意が必要です。
(泉工さんが自衛隊機を使用して実験をしている最中です、対処方法についてはまだ答えが出ていません)

なにか困ったことがあれば整備士さんに相談するとよいと思います。他のドクターヘリの情報をたくさん持っているのでとても参考になります。

長くなりすみません。
少しでも参考になれば幸いです。


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Re: Drヘリ搭載機器の点検について ( No.5 )
日時: 2012/01/10 10:25:46
名前: 松田@秋田 

旭川の陶山さんありがとうございます。やはり定期点検とトラブル時の対応が主なんですね。大変参考になりました。酸素ボンベの管理は整備士さんがしてくれてるので整備士さんやヘリ会社(当院は朝日航洋さん)と話し合いが出来ればと思っています。
23日からの本格運用(現在は病院間搬送のみ)を前に皆様からの書き込みを参考にしたいと思います。
メンテ

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