Re: 夜間・休日における緊急血液浄化について ( No.1 ) |
- 日時: 2011/11/18 11:43:15
- 名前: 熊本のGARO
- 静岡の田形様
お疲れ様です。以下に回答いたします。
本院でもオンコール体制です。以前(10年ほど前)は本院でも一般病棟での緊急血液浄化は技士1人のみで、べた着きの状態でした。現在ではICU・HCU以外での緊急血液浄化は原則行わないとしています。(一部ICUの看護師が腎センター兼務)
腎センターで行う緊急透析時は腎センター看護師もオンコール体制なので臨床工学技士と看護師にて業務を行います。
一意見ですが、透析室等で行う以外は限られた病棟のみとするか、透析経験のある看護師さんとの業務がよいかと思われます。 でも体制を変えるのは大変ですよね!こつこつと努力し意見を認めてもらえる様頑張ってください。
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Re: 夜間・休日における緊急血液浄化について ( No.2 ) |
- 日時: 2011/11/19 01:48:04
- 名前: 浜松の吉田
- 静岡の田形様お疲れ様です。
現在24hCHDFを2名施工中の浜松です。
救急病棟以外での緊急血液浄化は原則行わないとしています。 24hCHDFを行う際は、夜間CEが当直体制をとっているのが現状です。 治療中の夜間の管理を看護師長へ依頼したことがありますが、受け入れてもらうのには相当の時間が必要そうなことを感じました。
過去に一般病棟での出張透析やCHDFを行っていました。 オンコール体制にて行っていましたが、アラーム放置などでトラブルが起きたことがあったため現在は救急病棟のみと制限をかけました。
コツコツ勉強会を看護師向けにやっていつか受け入れてもらえる日がくることを願っているのが現状です。
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Re: 夜間・休日における緊急血液浄化について ( No.3 ) |
- 日時: 2011/11/20 15:37:56
- 名前: 静岡の田形
- 熊本のGARO様、浜松の吉田様、有難うございます。
院内の体制を変えて行くのは難しいと思いますが、こつこつと地道な努力で想定外の事故が無いように努めて行きたいと思います。 今後ともよろしくお願いします。
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Re: 夜間・休日における緊急血液浄化について ( No.4 ) |
- 日時: 2011/11/24 17:53:00
- 名前: 姫路の三井
- 田形様、亀レスすいません。
当院では、一般病棟におけるHD、CHDFを行なっておりません。すべて、ICUです。理由は、給排水上、、一般病棟で透析が出来ないと言っております(やれば出来るかもしれませんが、大変ですので・・・・)
提案ですが、この際、理由を下記のように付けて
・透析水の清浄化の基準が厳しくなり、一般病棟では管理できないため実施出来なくなった。 ・(京大事件を受けて)安全確保のため、一般病棟では実施しません。
としてはいかがでしょうか?
緊急血液浄化がHDかCHDFのどちらを指しているのか分かりませんが、緊急HDは透析室でCHDFはICUで施行するというルールにしないと永遠の課題となるのは目に見えています。
ちなみに、当院の血液浄化は、回路のセッティング、治療開始時、回収時以外は、放置プレイでも大丈夫なくらいICU看護師は協力的です。治療開始時のチェックも技士と看護師の二人でのWチェックを行って以降、ミスは無くなっています。
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Re: 夜間・休日における緊急血液浄化について ( No.5 ) |
- 日時: 2011/11/24 20:27:52
- 名前: 静岡の田形
- 姫路の三井様、有難うございます。
実際のところ、透析液清浄化ガイドラインが出来てから一般病棟においてはガイドラインクリアーせずと言い切り緊急HDは行っていません。 一般病棟で急変後人工呼吸器を装着したHigh riskな患者で緊急HDが必要な患者は救急病棟に転科して行っています。 しかし当院の救急病棟(ICU・CCU)にはクリーンルームや感染における隔離病室等がないため、急性白血病移植後のGVHDでのCHDF・PEは血液内科病棟でのクリーンルームでマスク・ガウン・機械表面消毒でのフル装備で行い、また他の透析クリニックからの受け入れ患者が、急なTB疑いがいでTBが確定するまでの転院の間は個室でのCHDFを現場で施行するしかない状態にあります。 各施設いろいろと事情があると思います。 技士会の働きかけで本社が医療安全を目的とした赤十字病院内でのある程度の規定が出来ればと思います。(すみません個人的な意見で)
三井様、これからもアドバイスをお願いします。
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Re: 夜間・休日における緊急血液浄化について ( No.6 ) |
- 日時: 2011/11/28 16:54:50
- 名前: 脇田@旭川赤十字病院
- 最近ず〜っっっっっと忙しくて亀レスです。
当院でも急性血液浄化はICUとHCUでしか実施していません。 20年くらい前に一般病棟でCHFをやったことがありましたがリスクが高いのでやめました。
緊急呼び出しで呼ばれた時にはフィルターのダブルチェックはできていませんが、今回の事故を考えると夜中に「寝ぼけ眼で」間違える可能性もありますのでダブルチェックや他の方法でミスに気付くようにしなければならないと思っています。
当院でも大昔、新米技士がCHFで血漿分離器を付けてプライミングをしたことがあり、その時は私が事前に気付いたので大事には至りませんでしたが、それ以降、血液浄化業務の指導の際には医師や看護師、臨床工学技士には必ずこのことを説明していました。 間違えたら死にますよと。
血液側はまだしも透析液側(ろ液側)のカプラー受の形状を変えた方がいいと思っていました。ダイアライザーと同じハウジングを使っているのが問題だと思います。 「危ないことはできないようにする」ことが重要です。
当院は急性血液浄化施行時に当直はしていません。何かあれば待機番がオンコールで呼ばれます。
看護師はチェックとアラーム対処、置換液、抗凝固剤の交換はやってくれます。プライミング、回収はしません。
話が逸れますが、当院で泊まるのはPCPS施行時のみです。これは「何かあったら呼んで」ではヤバイですからね。
当院では看護師へアラームが鳴ったら原因の追及はしなくてもいいからとにかく臨床工学技士を呼んでという取り決めにしています。遠心ポンプが止まっていても看護師は気付かないと思います。アラームが鳴って看護師が何のアラームだろう???とあれこれ悩まれて3分が経ち、臨床工学技士が来て何が起こったか判断して対応するのに2分かかっても勝負がつきますからね。患者さんに健康被害が起こればわずか5分間の出来事でも立派な医療事故として責任を取ることになりますのでPCPSはものすごく危険です。
PCPSについては家で待機だなんて絶対にあり得ないと思います。何か起これば、たとえ家にいたとしても大きな過失が降りかかってくることは間違いありませんから。
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