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臨床工学技士の当直業務について
日時: 2010/09/01 19:15:13
名前: さいたまのや 


 皆さま日々の業務大変お疲れ様です。

 さて、臨床工学技士の当直業務について質問させていただきます。

 CE部門の成り立ちや、業務内容は施設間によってさまざまとは思いますが、臨床工学技士が当直をされている施設あるいは、その検討されている施設の方に教えていただきたいと思います。

 何名の技士で、どのような業務を行われているのでしょうか。
また、問題点等を教えていただければ幸いです。
メンテ

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Re: 臨床工学技士の当直業務について ( No.1 )
日時: 2010/09/01 22:04:28
名前: 熊本の白ウナギ犬 

さいたまのや様

  お疲れ様です。

 ご質問の当直業務の件ですが本院では連続業務(CHDF,PCPS,VAD等)が開始になった時点で当直体制(当直とは言えないかも?)となります。当直は原則一人で行っていますが、他に3名の待機者がいます。ちょっと複雑ですが、「腎センター、HBO」担当グループで1名、「人工心肺、ICU、MEグループ」で2名の待機者がいます。ゆえに、当直体制でない時、深夜に緊急でCHDF等血液浄化関係の依頼があれば腎グループの待機者が呼ばれ、PCPS等循環器官系の場合は心肺グループの待機者が呼ばれることになります。また緊急の心外のオペ時は心肺グループの2人+当直予定者で対応するシステムです。

 当直体制を始めるきっかけは緊急オペ等に直ぐに対応できる様にする為でした。最初は本来の当直体制(毎日当直)を考えたのですが、業務がないときも考えられたため今のシステムになりました。
 業務内容は上記のような業務の他に内視鏡業務、ME管理業務の緊急対応、緊急オペのセルセーバー、ICU業務などです。
 問題点としては当直時と待機時の緊急対応に差がある事等です。
 以上、あまり参考にはなりませんが報告します。
メンテ
Re: 臨床工学技士の当直業務について ( No.2 )
日時: 2010/09/02 18:45:30
名前: 姫路 三井 

さいたまのや様

  お疲れ様です。

臨床工学技士の当直業務について
当院は4名の技士で、当直をしていませんが、私見を申し上げます。

条件として、年間100日以上緊急呼び出しがある施設は、当直が必要では?と思います。あと、人員的には7名以上いないと物理的に難しいのではないでしょうか?

病棟も24時間365日稼動していますから、機器管理だけでも1名当直してもよいかとも思ったりもするのですが・・・・。当院は、人員的にしばらく無理かとは思います・・・・

余談ですが、当院は循環器の地区輪番制度に入っておりまして、月に8回前後の拘束をしております。その時の拘束手当てとして、そこそこ円+時間外手当(呼び出された場合)をいただいております。
メンテ
Re: 臨床工学技士の当直業務について ( No.3 )
日時: 2010/09/02 23:14:54
名前: 名一の開 

さいたまのや様 を始め、皆様方へ
 本日当直で久しぶりに閲覧したら、「おっ!」と思った名一の開です。

 当院は平成18年10月から完全当直を開始しましたので、ほぼ丸4年が経過いたしました。昨年の前橋での日赤医学会で当院課長が、3年前の大分での日赤医学会で部下(私も付添いました)が当直がらみの演題だしましたので、そのまとめをお伝えします。

 現在13名体制ですが、2名が二年目なのでまず除外。また女性技士の2名が当直やりましたが、やらなくても良い(やりたくないでないです)と本人希望のため(やりたくなったら、またやってね!のスタイルです)(すなわち当直はいつでも出来ます)現在男性8名女性1名でやっております。個人的にちょうど良いぐらいです。(個人的です)

 当直開始時の最大の目的は「人工呼吸器の安全」特に病棟のです。当時は一般病棟で常時10名以上、多い時は20名以上いましたので、夜間ラウンドと夜間新規患者のアラーム設定やまともな換気設定の監視などのためです。(RSTへの流れでもあります)

 当直をできるための条件としましては、人工呼吸器の安全が理解できる。前述も踏まえて院内ハリーコールに対応できる。すなわち、PCPSも組立装着できる。心カテ業務は必須。各種緊急血液浄化を施行できる。ヘルツ以外の腹部大動脈瘤破裂や他の外科手術時のセルセーバーや急速輸血回路組立が対応できる。他にNICUでNO療法が装着できるなどです。
 当直外で呼ばれるのはヘルツの手術とペースメーカーICD関連です。他に手術室担当でない当直者の夜にOPがらみでイレギュラーに呼ばれます。もうひとつは業務が重なるときです。ヘルツとカテとHDとICD作動と同じ日に私が当直時に起こりまして数名呼びました。
 当院、ヘルツ件数が多く昨年の開心術は350例以上で、カテもそれなりなんですが、昨年の発表時では、当直時の業務件数ではヘルツや腹部大血管などのOP、カテ、血液浄化、PCPSと言った臨床業務で約30%。人工呼吸器がらみが30%ハリーコールは人工呼吸器準備しますので含めると40%です。この結果からも臨床業務のために当直をしているわけでないです。

 問題点はありすぎますので、後半に分けます。
メンテ
Re: 臨床工学技士の当直業務について ( No.4 )
日時: 2010/09/03 01:31:01
名前: 名一の開 

名一の開で後半です。

 まず、当直前の体制ですが、人工心肺担当だけで当番を回していました。金曜夜から月曜朝まで当番でしたので、CHDFが3件も稼働していると病院にいるほうが長いぐらいでした(当時は3名で回してました)現在も13名中5人が人工心肺担当ですが(課長は事実上リタイアですが、サプは可能ですので6名)当直でないとゲレンデやら釣り(私)やら飲みに行ってしまいます。

 現在、土日祝日は必ずこの6名で日当直(24時間)になります。すなわち、人工心肺を担当しない人間は平日(金曜はやってもらいます)専門です。平日は緊急手術でも人が集まりますが、土日は難しいからです。不公平感ありますが、「ヘルツを担当するとはそういうことだ!」ですましています。ちなみにヘルツは原則2名ですので、当直者により1名呼ぶ日と2名呼ぶ日があるわけです。担当は決めてません。

 もうひとつがペースメーカーICD関連ですが、それなりに呼ばれまして私だけが例外でヘルツ班でペースメーカー班ですので、どちらも呼ばれます。
 長くなりましたが、問題点の第一は当直者以外でも様々な理由で呼ばれますので、安堵できないです。しかし、血液浄化と呼吸器が呼ばれなくなったのは大きいです。
結局、当院はゼネラリストタイプをめざしてますが、完全には無理のため、熊本の白うなぎ犬様(バ◯ボンはリーチが長すぎると思います)と同じ問題は多かれ少なかれあると思います。
 第二に最初は結構暇だったのですが、だんだんと忙しくなりました。認知されると電話の数は多くなります。(本日の現在1時回りましたが5回以上電話あり、現に今も、、)特に土日はただの「予定手術がなく、外来がない、普通の日」になりますので、人工呼吸器やらポンプ、低圧持続吸引器の整備などでバンバン病棟が持ち込んで来ますし、大変です。しかし、当直以前の月曜朝の混乱からは開放されました。しかし、これらの業務と緊急カテや手術は当直者を相当に疲弊させます。忙しいか?暇か?は運ですが、暇がなくなってきました。土日とくに土曜は日勤者を追加しようか?迷ってます。

 第三は睡眠時間でしょうか。だいたい4から5時間ぐらいは取れてます。昨年発表時と現在も変わらずですが、緊急カテが一番の安眠妨害です。翌日は昼まで勤務にしています。朝終わりますと準夜深夜の2交代も視野にいれなくてはならないので、平均睡眠が5時間前後は必要かと思います。

 どんどん、長くなってしまいますので閉めますが、私も含めて名一ME室の印象ですが、看護師も心臓外科医も循環器医も腎臓内科医も救急医もMEが一度当直やってしまいレールに乗ってしまいますと戻る事はありえないって体制になってしまいます。
乱文おわびします。
メンテ
Re: 臨床工学技士の当直業務について ( No.5 )
日時: 2010/09/03 15:08:19
名前: さいたまの や 

熊本の白ウナギ犬 様、名一の開 様
 早速のレスありがとうございます。

 現在私どもの施設は熊本の白ウナギ犬 様の施設に近い体制で、8名の技士で変則ローテーションの待機をしております。
 血液浄化関連はポケベル(いまどき?まだ)を当番で持っておりますが、実際は担当医師が技士の携帯をコールしてしまうこともあります。開心術時は担当3名のうち2名がコールされます。うち1名はほぼ毎回のような状態です。
 名一の開様のところでは、人工呼吸器の安全から始められたとのこと。
 当院も当直を望む声が聞こえて来てますが、それぞれのところろの希望業務が異なり、何の業務をどこまで行うのか難しいところです。
 当直を行うのであればキッチリと業務内容を取り決めなければならないですし、当直者のレベルを一定水準以上にしなけらばなりません。名一の開様の仰る通り一度当直を行ってしまうとニーズが高まることは必須でしょう。
 必要とされるCEはありがたいことですが、しっかり検討していかねばなりません。
 今後もご助言等お願いいたします。
  
 ありがとうございました。

                 さいたまの や
 

メンテ
Re: 臨床工学技士の当直業務について ( No.6 )
日時: 2010/09/09 06:07:55
名前: 姫路 三井 

 拘束手当てとして、具体的金額を記載しておりましたが、そこそこ円と修正させていただきます。(覚えている人は、活用していただいても構いません)
 理由は、拘束手当てそのものが日赤の規定でないようで、払っている施設も独自ルール(闇手当て?)によるもののようです。
 この辺は、今後、技士会活動等によって正式に認められるよう働きかけていかなければ・・・・と思います。
メンテ
Re: 臨床工学技士の当直業務について ( No.7 )
日時: 2010/09/09 13:02:19
名前: 名一の開 

名一の開です。

 三井様のおっしゃる通りで、実は私もそこの件はあえて、伏せてあります。

 当直手当、待機手当、危険手当(被爆や血液感染)、透析手当など施設間により大きく異なりますので、是非技士会活動にて向上するようになってほしいと思います。

 しかし、「そこそこ」は結構、好条件だと思いますが。。。

 察していただきたいのは、この手の話では当直が悪い話でないことだけは言えます。

 
メンテ

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