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バックバルブマスク使用時の酸素濃度について
日時: 2023/04/12 17:03:00
名前: 秋田の松田 

現在当院ではバックバルブマスクのディスポ化に向けて関係各所と調整を行っておりますが、新生児領域で「リザーバーが外せないので酸素濃度を低くしたい時にどうすればいいの?」との事でした。想定されるシーンは「産科病棟からNICUへの移動時や他院への転院搬送時」だそうです。

ちなみに、添付文書では純酸素を流した場合、インターサージカルの幼児用は5L/minで平均74%(最低59%)12BPM、IMI(アンブ)の新生児用は1L/minで47〜70%となっております。

そもそも分時換気量(もみ具合)で変わるので数値を出すのは無理かと思いますが、FiO2=30%程度で換気させたいとの事でした。

そこで私の考えでは
1.ブレンダーから供給する(移動時は無理かも・・・)
2.リザーバーが外せないならリザーバーが膨らまないようにして室内空気優位にする(輪ゴムで縛る?)
3.0.5Lも流しておけば問題ない?(少し適当すぎか・・・)

皆さまの施設でどのような工夫をされているか教えてください!
そもそもリザーバー外したところで大した変わらないような気がしますが・・・
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Re: バックバルブマスク使用時の酸素濃度について ( No.1 )
日時: 2023/04/12 18:24:46
名前: 名一の開 

松田さま
 本社の共同購入事業なので、是非決まったインターサージカル製品を採用してください。と思ってますが、確認してみたらホントに成人も小児も新生児用もリザーバ外せないですね。
 そんな特徴があることはじめて気づきました。

松田さまのお考えのとおり123はすべて対応として理に適ってますよね。
低流量酸素療法と同じと考えるなら、3でSpO2下がるなら増やせばよいのではないでしょうか?
2もありですが、じゃあ酸素ながさなきゃ良いじゃん?ですので。
1は移動用保育器ならairも積んでますが、そもそも違うの使いますね。

参考になりました。
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Re: バックバルブマスク使用時の酸素濃度について ( No.2 )
日時: 2023/04/13 07:23:48
名前: 釧路の倉重 

松田様

バックバルブマスクの共同購入に確か手挙げして頂いていましたよね?
是非よろしくお願い致します。

当院は3です。少量流して低ければ上げるです。
因みに搬送用保育器にはAirは搭載していません。。
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Re: バックバルブマスク使用時の酸素濃度について ( No.3 )
日時: 2023/04/13 08:20:57
名前: 秋田の松田 

名一の開 様

個人的には「SpO2下がったら流量上げる」で良いかと思っておりますが、これまでの独特の定説?というか考え方(NICUの流儀?)を変えてもらわないといけないかと思っております。
コロナで感染対策用でアンブのディスポ入っておりましたが、新生児〜成人全てインターサージカルに切り替え予定です。
(細かいところでアンブはMRI対応でインターサージカルは非対応でした。これはこれで考えます。)



釧路の倉重 様

関連委員会でインターサージカル切り替えの決裁を頂きましたので順調に進んでおります。やはり対応としての基本は「下がったら上げる」ですね。

ありがとうございます。
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Re: バックバルブマスク使用時の酸素濃度について ( No.4 )
日時: 2023/04/17 08:08:54
名前: 姫路 三井 


松田さま

NICUは、ジャクソンリースが基本で緊急用にBVMではないでしょうか?

移動時に、ブレンダー換気は現実的では無いですし

まあ、3 ではないでしょうか?
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Re: バックバルブマスク使用時の酸素濃度について ( No.5 )
日時: 2023/04/18 16:40:12
名前: 秋田の松田 

姫路の三井様

当地では新生児でもバックバルブマスクの文化が強く、「PEEPバルブ+マノメーター」といったフルスペック状態で使用しています。
今回は「どうせ変えるなら新生児用から成人用まで全部ディスポに変えよう」となったわけです。
「高濃度を投与したくない」という新生児科Drの気持ちもよくわかりますので、Air(O2=0.0L/min)で換気して下がるようなら少しずつ上げるしかないと思っております。

ちなみにジャクソンリースの場合FiO2のコントロールはどうするのでしょうか?
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Re: バックバルブマスク使用時の酸素濃度について ( No.6 )
日時: 2023/04/19 10:15:36
名前: 名一の開 

当院ではNICUのペンダントに酸素ブレンダを組み込んでますし、移動用保育器もair搭載ですので、供給酸素濃度を調整できます。
以前のairボンベ搭載時のインシデント絡みにスレッドが下です。
http://plaza.umin.ac.jp/~jrcce/cgi-bin/patio/read.cgi?no=233
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Re: バックバルブマスク使用時の酸素濃度について ( No.7 )
日時: 2023/04/21 08:00:31
名前: 姫路 三井 

ジャクソンリースの場合FiO2のコントロールは、空気ボンベを搭載し、ブレンダーを取り付ける必要がありますね。

短時間の移動時に使うのでしょうから、そこまで手をかける必要は無いと思いますが・・・

まあ、解決策は、BVMのリザーバーバックをハサミで切り取る

でしょうね(変な使い方ですが・・・
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Re: バックバルブマスク使用時の酸素濃度について ( No.8 )
日時: 2023/04/26 08:13:08
名前: 秋田の松田 

名一の開 様

次回搬送用保育器更新時はAirを搭載しブレンダーを付ける計画となりました。過去スレを参考にさせて頂きます。
これにて全部署(MRI以外)共同購入品に切り替えできそうです。



姫路の三井 様

リザーバーをハサミで切る案は看護師から出てましたが、急変し濃度を上げたい時に対応できなくなるので却下としました。
院内の移動でしたら特に気にならないのですが、施設間搬送が課題として残っておりました。
ブレンダーが入るまでの間、大量にリユース製品がありますので搬送時はリユース製品を単回使用として使用する計画です。



皆さま

大変有意義なご意見ありがとうございました。
ディスポ化に向けて前進できました!
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Re: バックバルブマスク使用時の酸素濃度について ( No.9 )
日時: 2023/04/28 09:12:00
名前: 名一の開 

松田さま
 BVMのMRI対応に関してです。
これ言ったら、みなさまに怒られそうですけども(裏掲示板向き?)
共同購入BVMの磁性体部分ってマスクの一方弁内のバネです。

当院、MRI更新の際に、わたしと同じ教育研修推進室所属の放射線技師の主催で、職員相手にデモンストレーションをやりました。

とてもわたし的に意味がありまして、わかったことは
「MRI本体に磁性体はくっついても質量が小さいものはペロッと外れますし、重いものは絶対に取れない」ということでした。
具体的にはゼムクリップは本体にくっつけても簡単にとれますし、ボールペンにいたってはくっつきもしない程度です。
一方で車いすとボンベ(鉄製)をくっつけてみましたが、絶対に取れないレベルでした。

BVMのスプリングなんて、ぜんぜん関係ない質量と分かりました。

ただ1.5テスラの実験ですので、3テスラだったら分かりません。
あと撮像中にあれば画像に影響はあると思います。

失礼します。
メンテ
Re: バックバルブマスク使用時の酸素濃度について ( No.10 )
日時: 2023/05/02 13:08:58
名前: 秋田の松田 

名一の開 様

大変興味深い研修をされておりますね。当院でも次回更新時に真似してみたいです。
私もあのバネ程度なら大したことないと思っておりますが、先日もMRIに補聴器つけたまま入って補聴器壊れたケースがあって、何かとMRIには敏感なんです。インスリンポンプも厄介ですね。裏の話しになってきました(汗)

東日本大震災の時は津波で被災した病院のMRIに自衛隊の資機材がくっついて大変だったとの話を聞きました。何か脱線しそうですのでこの辺でやめておきます(笑)
メンテ

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